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がんばりすぎるあなたへ 完璧主義を健全な習慣に変える方法

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目的

  • 普段疲れやすいが、その原因に自分の完璧主義が起因している気がしたため、それを確かめるため。
  • また、そうだった場合は対処法を知るため。

要点

重要な考え方

  • 全ての完璧主義が悪いわけではない。健全な完璧主義と不健全な完璧主義がある。この不健全な完璧主義を対処すれば良いだけ。
  • 時間は有限。本当に重要な20%のことに力を注ぎ、重要でない80%のことは流す。
  • 理想とするライフバランスを保つ
    • 私の場合は仕事5, 娯楽2
  • 全てのやりたいことややるべきことが終わることはない。それが現実。ゆえに、全てを終わらせてからと思ってもその時は訪れない。全てを終わらせようとすると、永遠に頑張り続けないといけない。だから、前向きに諦めて、休むときはしっかりと休む。休めない人の原因はこの思考にある。休まないと体を壊し、逆に非効率になる。
  • 量より質。
  • パレートの法則に従って、重要なわずかなこと(20%)にだけ力を注げば良い。逆に多数の重要でないことに対して力を注ぐのは勿体無い。そういうことはできるだけやらない。やる必要があるときは軽く片付ける。
  • 優先度 = 緊急度×重要度。そして、重要度=費用対効果が高いもの≒求められる完成度。重要度が低いものに対しては、必要以上に完成度を高めても効果は低いので、ざっと片付ければ良い。
    memo

私の不健全な完璧主義

  • 非現実的で達成できない目標を立てる
  • 優先度 = 緊急度×重要度であるが、重要度を見極めていないため、すべてのことに対して完璧を目指している
    • その結果、必要以上に力を使ってしまい疲弊する

私の不健全な完璧主義を治すための方法

  • 現実的な目標を立てる
    • 自分の能力を冷静に評価する。
    • 目標を具体化する。漠然な目標は達成することが難しい。
    • 目標を分割する。どのような具体的な行為によって目標を達成できるか、明確にイメージできる程度まで、目標を分割する。また、作業時間を見積もれる程度まで分割する。
    • スケジューリングする。作業時間を見積もり、どれくらいで達成できるかを適切に見積もる。ここを非現実的に短く見積もりすぎる傾向がある。それは、これ以前の工程を適切に行なっていないから。
  • 全ての物事に対して、優先度=緊急度×重要度(=費用対効果, 完成度)を見極める。
  • 特に、重要度を見極める。重要度とは費用対効果の度合いのこと。これが高いものに対しては、高い完成度を目指す。逆に低いものに対しては、完成度を高めても効果は薄いので、良い意味で手を抜く。重要度=必要な完成度と解釈し、その度合いにあった完成度を目指すと良い。
  • 自分の理想とするライフバランスを保つ。全てのやるべきこと、やりたいことが片付くことはない。だから、それらを片付けてから休むといった非現実的なことをしようとせず、前向きに諦めてゆっくりと休む。